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いま、コレを考えています

日々の生活を本や映画と絡めて

”何”に寂しさを感じている? 離婚を決めた言葉

離婚 映画

夫に好きな人ができて「離婚したい」言われてそれを拒んでから、仮面夫婦のような状態が約半年続きました。一緒に食事へ行ったり出かけたりはしていたので、表面上は仲良く見えるものの、心は通っていない。でも、こういうのってどの夫婦にも少なからずあるだろうし、縁あって結婚したのだから「もう少し頑張った方がいいのかな」「嫌いなわけじゃないしな」と考えて悶々とする日々。どうするべきか夫婦カウンセラーにも相談しました。

常に相手の顔色をうかがうではないけれど、気を張っている状態が続いていたとき、夫はまたしても趣味の集まりへ行って連絡なしの朝帰りを繰り返す……。環境を変えるために新天地への引越しも考えていたけど、続く朝帰りに「この人はもう私と関係を構築する気はないんだなと」と思い、改めて引越す理由を夫に聞いてみました。私は「夫と関係を改善できるなら」だったけど、夫から「そこに住んだほうが自分の趣味の集まりに近くなるから。あなたのことは二の次」と言われ、「そっか……」と。

ここまで言われたら「離婚して新しい幸せを!」ってなりそうなものなのに、頭によぎる経済的な不安と、寂しいなという気持ち。どうしようかイマイチ踏み切れないもやもや。

そんなとき、知り合いの女性に話したら「寂しさが、旦那さんと離れることによるものなのか、それとも端に独身になることへの不安なのかがはっきりするといいのかも」と言われ、ハッとしました。私の感じている”寂しい”は一人になることであって、夫と離れることではない。むしろ、もう心はとっくのとうに離れているし、一緒にいることで余計に寂しいという……。

この言葉をきっかけに私は離婚届を取りに行って、数日後に夫に書いてもらいました。きっと、ずっと自分の中では「離婚したほうがいい」と思っていたけど、漠然と抱えていた不安な気持ちがなんなのかわからずに一歩を踏み出せなかったのだと思います。それがなんなのかわかったことで、「じゃあこうすればいい!」と道が見えたので吹っ切れたのかなと。離婚を決めてから心の重荷がスッと軽くなって、私はこの道にしてよかったなぁと思っています。

もしお互いに相手を思いやる気持ちがあって、夫婦関係(特にセックスレス問題)に悩んでいるなら、昨晩観た『31年目の夫婦げんか』が参考になりそう。

 長く一緒にいると「今さら言ってもムダ」とか「言わなくてもわかる」と思いがちだけど、自分の中に沸き起こった違和感やずれをなんなのか認識して、自分から行動を起こすことが大切だなと。エンドロールの温かい雰囲気がすごく好きな作品です。