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いま、コレを考えています

日々の生活を本や映画と絡めて

心が通っていないと、同じ言葉でも通じない

離婚 映画

昔から「バベルの塔」の話が好きで、2017年4月から始まる「バベルの塔」の展示が今から楽しみです。

www.tobikan.jp

 

バベルの塔は、もともとは地球上の人々は同じ「言葉」を話していて、自分たちの力を誇示するために「都市」と天にも届くほどの「塔」を築いていた。ところが、それを見た神が自分の存在を脅かすと危惧し、人々の言葉を通じないようにしてしまった。言葉が通じなくなったことで、お互いが理解できなくなって都市と塔の建設ができなくなったというお話。

コミュニケーションツールの一つである言葉が通じなくなったらたしかに意思の疎通は大変だよね……と思いつつ、でもそれだけじゃないんじゃないかなとも思います。海外旅行中、お互い相手の話している言葉を完全には知らない。でも、身振り手振りを加えて、お互い相手の話していることを理解しようという気持ちがあれば、細かなニュアンスは伝わらなくても大体の意味は伝わる。

その一方で、同じ言葉を話しているはずなのに心が通わなくなってから、急に相手の話していることがわからなくなり、自分の話していることは一切伝わらなくなりました。前と同じように話しているはずなのに、なぜだかお互い自分の言いたいことが伝わらず、イライラする日々……。あの状況は自分でも不思議に思うくらい伝わらなくて、今考えてもびっくりします。結局は、「相手を理解しようという気持ち」が重要になるんだなと。

心が通い合っていたはずなのに、微妙なズレが修復不可能な亀裂になっていく。以前観た『ブルーバレンタイン』がまさにそんな作品でした。

ブルーバレンタイン

ブルーバレンタイン

 

 同じ涙を流していても、過去と現在では意味合いが異なることに心が痛くなります。