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いま、コレを考えています

日々の生活を本や映画と絡めて

小池龍之介さんの恋愛指南本が心にグサグサくる

離婚

『考えない練習』などでおなじみの、月山寺住職、正現寺住職の小池龍之介さん。小池さんの著書は何冊か読んだことがあるのですが、ここ最近読んで一番面白かったのが『恋愛成就寺』。

 仏教の視点から、さまざまな恋の悩みに小池さんが答えていくですが……、その回答がなんとも手厳しい!

冒頭では、なぜ恋愛でうまくいかなくなっていくのかを端的にまとめています。

恋では“あなたにとってわたしだけ”という、自分の圧倒的なスペシャル感が際立ってまいりますため、“わたしの特別さ”の気持ちよさに酔い痴れて、相手の気持ちを忘れてしまうーー元凶はそこにあります。

まさにおっしゃる通りで……。

浮気や不倫をするのも、相手をわざと困らせたりするのも、さらには相手から連絡がなくて、いつも自分ばっかりって悩むのも、すべては自分が愛されたい、優位に立ちたいって気持ちにすべて集約されます。

読んでいてかなり心がズキズキしますが、自分の醜い心を認めるのが次のステップで同じ轍を踏まない秘訣といえそうです。

浮気はされるものではなく、させるものだと申せます。

自分がプライドを守っているだけなことに気づくこと。そして、それを捨てることができれば、幸せになれます。 

自分を変えていなければ、多かれ少なかれ似たような厄災がまた次の恋愛でも起きます。

などなど、読んでいて「わかる……」「そうだわ、それがよくなかったんだわ」と、思わず共感してしまうところだらけでした。

よくある恋愛本を読むよりは、この本を読んだ方が人を愛するとは、愛されるとはどういうことかに対する理解が深まるとも感じました。、