いま、コレを考えています

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記憶はどこに宿るのか

今、私が経験している多くのことは、一体どこで記憶されているのか――。

すぐにイメージされるのは、脳のどこかということ。ところが、以下の記事(2015年なので少し古いですが)によれば、記憶の保存先は脳だけではないよう。

www.excite.co.jp

「長期記憶はシナプスに保存されるのではありません」と、研究チームのリーダーであり論文主筆のデイビット・グランツマン教授は語り、この研究はアルツハイマー病の理解に多大な影響を与えるだろうと示唆している。

神経細胞が生きている限り、記憶はどこかに残っています。このことは、初期アルツハイマー病患者は失われた記憶を取り戻せるということを意味します」(グランツマン教授)

出典:エキサイトニュース

神経細胞が生きていれば、記憶はどこかに残っているということ。実は、先日図書館でタイトルを見て強く惹かれた1冊がすごく興味をそそりました。

 

見知らぬ心臓

見知らぬ心臓

 

 2005年に出版した自伝で、17歳のときにHIV感染したこと、34歳のときに心臓移植を行ったことを告白した女優、シャルロット・ヴァランドレイ。
出版から一ヶ月後、彼女は匿名の手紙を受け取る。「私はあなたのなかで鼓動する心臓を知っています。その心臓を愛していました……」。
一見、馬鹿げた言葉に、彼女はショックを受け、混乱する。なぜならそのとき彼女は、しつこい悪夢と、デジャヴとしかいいようのない感覚、自分の内面の驚くべき変化に見舞われていたからだった。
評判の占い師、恋人になった心臓医、理性的な精神分析医、守秘義務に凝り固まる医学教授……。
多くの人に救いの糸口を求め行動する彼女だったが、彼女の“見知らぬ心臓"は次々にミステリアスな事件を引き起こす。
そして明かされる驚愕の真実とは!?

出典:amazon

心臓移植を受けたシャルロット・ヴァランドレイは、移植前には好きではなかったものを好きになったり、夢で心臓の持ち主の死の直前を見たりと、自分のこれまでとは違うことを多く体験します。

もしかしたら、ただの夢物語かもしれませn。でも、私たちの記憶が一体どこに宿るのか。人体の不思議に関するノンフィクションは読んでいて好奇心をくすぐります。