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いま、コレを考えています

日々の生活を本や映画と絡めて

結婚しないのは無責任?

先日、友人と話していて、友人は結婚を考えていない、相手は結婚したいという意見の不一致により別れたのだとか。もともと付き合う前からその考えを話していたのに……と。そして、その友人は「結婚したくない」ということを周囲に話すと、「無責任じゃない?」と言われることにも「なんだかなぁ」ともやもやを感じていると。

ももともと結婚願望はまったくなくて、元夫と付き合い始めた時に「この人と一緒にいるのは楽しいし、結婚してみるのもいいのかも」と思い、結婚しました。いろいろあったけど、結婚生活は楽しいことも多かったし、「してみて良かった」と思っています。でも、子どもがいたわけでもないし、作る予定でもなかったので、必ずしも結婚という形ではない選択肢もあったのですが、当時はそこまで考えが及ばずでした。

結婚については、「一回はしたほうがいい」「しないなんて責任感がない」などなどいろいろ言われることがありますが、結局は本人と相手の関係性や考え方で決めればいいんじゃないかなと、最近よく周囲の結婚話を聞いていて思います。

する自由もあれば、しない自由もあってもいいのかなと。結婚すればできる経験もあるけど、しなければしないでできる経験もあるはずで。

谷川俊太郎さんの『ひとり暮らし (新潮文庫)』の「ひとり暮らしの弁」に次の一言がありました。

もたれ合う、依存し合う家族よりも、ゆるやかな絆でむすばれた個人の集まりとして家族を捉えるほうがいいのではないかと、その是非はともかくとして私は考えるようになっています。

お互いが自立して関係を築くのに、結婚は一つの選択肢であって、それを選ばなかったからといって無責任にはならないんじゃないかな。

最近のCMで、心にグッときたのがゼクシィ。誰も否定しない、結婚とは本人と相手の間で決めることというのがとてもしっくりきました。


ゼクシィCM「私は、あなたと結婚したいのです」風船篇