いま、コレを考えています

日々の生活を本や映画と絡めて

自分の感情を認識するのは意外と難しい

昨日、久しぶりに会う知人とお茶をしながら、昨年の夫婦仲が悪くなったところから離婚にいたるまでの話をしました。

その際に言われたのが、「『あの人むかつく』などの主観がなく客観的に事実を述べていて、自分の感情が置いてけぼりになっているのを感じる」ということ。自分ではそんなつもりはなかったのですが、実は以前、別の人にもそうした指摘を受けたことがあります。「相手だって十分ひどいことをしているのに、自分が悪いということはいうのに、相手のことをひどいといわないところに、感情を抑圧しているように感じる」と。

おそらくこういうのは子どもの頃からの親との関係が原因にあるのですが、でも正直な話、自分ではそんなつもりはなかったし、言われてもピンとこないのです。

そして、知人が勧めてくれたのが田房永子さんのコミックエッセイ。

 

 この本のなかで、気になったのがゲシュタルトセラピーです。ゲシュタルトセラピーとは、自分が抱える問題や悩みについて、「今ここ」に注目して感情を受け入れ問題を解決していく心理療法と私は捉えました(著書の中では明確な説明がなかったので、読んで汲み取った内容です)。

私たちは普段、人と話す時にその人の周囲にある状況に対してアドバイスをすることが多いですが、状況ではなく「その人の心」に注目していきます。これは、他者に対してのみならず、自分自身に対しても「今私はどういう気持ちを抱いたのか」に注目します。

心に注目することで、自分の内面に気づき、傷ついた自分を癒していくというもの。

実際に本を読みながら、私も昨年のことを振り返り、その時々でどういう気持ちをいただいたのか、いまそれに対してどう思っているのか、自分の心を見つめ直して見ました。最初は心がざらざらしてすごく居心地が悪く殻に閉じこもりたい状況だったのですが、次第に「そうか、私そうだったんだよね」と自分の中にいる傷ついた自分を労わるような感覚を体験しました。

ゲシュタルトセラピーについては団体がワークショップを開いているので、それに実際に参加してみようと思います。