いま、コレを考えています

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『重力波とは何か』を読んで宇宙の始まりと終わりに思いを馳せる

私はセーラームーン世代なのもあり、惑星の名前は全て登場人物たちの名前ですんなり覚えた子ども時代。それをきっかけに漠然と宇宙ってなんかかっこいいなぁと思い始めました。中学生のときには理科の資料集の惑星のイメージ図が美しかったのもあり、中1のときの夏休みの理科の宿題では惑星の特徴や、当時わかっていた宇宙の始まりなどをまとめて提出していました。

最近では篠原ともえさんが「宙(そら)ガール」として活躍されていますが、なにかと気になる宇宙の存在。生きてる間に一度は行って見たい……とも思いつつ。

2016年には重力波の存在が明らかとなって話題になりましたが、ど文系の私には一体何が何だかさっぱりだった一連の報道。本屋でたまたま『重力波とは何か』の本を見つけ、ぱらぱらめくると新書なのにかわいい挿絵もあったのでわかりやすいかもと思い購入。

 重力波がなにかというと、引用するとこちら。

重い物体があると時空が歪む。その物体が動くと、歪みの変化が極めて微弱な波となって空間を伝わる。宇宙から伝わるその波、いわば「宇宙が奏でるメロディー」が「重力波」だ。重力波は、1916年にアインシュタインが存在を予言。彼の数々の予言のうち、最後まで残った宿題「重力波」が、100年後の2016年、ついに観測された。

わかりやすくいうと、何かモノを湖などにぽんっと落とした時に波ができるけど、それと同じということ。そして、波があるなら私たちの耳で音として聞こえそうとも思うけど、重力波の波はすっごく微弱なので特別な装置がないと捉えることができないのだそう。そしてその観測装置を作るのがまた大変! 

日本ではKAGRAと呼ばれる大型低温重力波望遠鏡が岐阜県の地下にあります。

gwcenter.icrr.u-tokyo.ac.jp

 

宇宙に関する内容は相対性理論など、正直わけがわかりません。でも、この観測された重力波を使えば、宇宙の「始まり」を知ることができる可能性を秘めているのだとか。そして、今宇宙は膨張を続けているけど、それを後押ししている謎のエネルギー「ダークエネルギー」はなんなのかがわかると、宇宙の「終わり」が見えてくるかもしれないとのこと。そのエネルギーについても、重力波の検知が鍵となるといいます。

正直、私は読んですべてを理解できたわけではありませんが、今宇宙に関する研究がどんな風に進んでいて、昨年話題になった重力波ってなんだったんだろうというとっかかりとして、大枠を知ることのできる一冊でした。