いま、コレを考えています

日々の生活を本や映画と絡めて

早くに結婚しても、その後の成長の方向が違えば別々の道を進むしかない

23歳で結婚したとき、それはそのときも思っていたし、今振り返っても思いますが、「勢い」の一言につきます。同じ方向に何かを見出していたというわけでもなく、次一緒に住むならそのタイミングで結婚をしようと。

その後、私は仕事が変わり、見る世界や周囲の環境がどんどん変化していきました。すると、ずっと同じ場所にいるように見えてしまう元夫と人生における仕事に対する考え方などで方向性の違いを感じるようになりました。

それまではなにもかもが「仲良し」で「合う」相手だったのに、次第に違うものを見ていることの方が多く、二人で共有できる目標や信念がない状態になりました。

ピンヒールははかない (幻冬舎単行本)

ピンヒールははかない (幻冬舎単行本)

 

ニューヨークで20年暮らすライターの佐久間裕美子さん著書には、ニューヨークで生きる女性が、独身であることや、結婚・恋愛、仕事などをどう考えているかが綴られています。実は、佐久間さんも若くして勢いで結婚し、30歳を過ぎる頃に離婚した経歴の持ち主。

 誰のせいでもない離婚だったから、原因は? と聞かれると言葉に窮した。自分よりも若くして結婚と離婚を経験していた元同僚のアメリカ人女性がこう言ったのを聞いて納得した。

「アメリカ人の離婚の原因のほぼ半分は『Grow Apart』(訳すとすれば、違う方向に大人になる、成長の過程で絆を失う、ということだろうか)。よくあることよ」

この「Grow Apart」はまさにその通りだなと。私はネイティブではないのでその言葉のもつ細かなニュアンスまではわからないけど、成長を意味する「Grow」が含まれているなら、なんだか前向きな意味も込められているのかなと感じます。

縁あって一緒になったけど、成長の方向が違えば絆を失うし、それならまた別の人と共に歩んだ方がいい。そう思わせる言葉でした。